適応と禁忌について
アートメイクを受けられる方
アートメイクは以下のような方に適しています。
- アレルギーテストで陰性反応の方
- 健康状態が良好な方
- 持病がある場合でも、主治医の許可を得られた方
- 18歳以上の成人の方
など
アートメイクを受けられない方
安全性を考慮し、以下の方はアートメイクを受けることができません。
- 妊娠中・授乳中の方
- 血液凝固に影響する疾患をお持ちの方
- 血液凝固阻害薬を服用している方
- 感染症にかかっている方
- ケロイド体質の方
- 肝炎などの感染性疾患の方
- 色素に対するアレルギーがある方
- 施術部位に皮膚疾患がある方
- 体調不良の方、発熱している方
- 施術部位に傷や炎症がある方
など
これらに当てはまる方は、安全のためアートメイクをお受けいただけない場合があります。迷われる場合は、必ず事前のカウンセリングでご相談ください。
また、持病がある方は主治医に確認してからアートメイクを検討されることをおすすめします。
ダウンタイムについて
施術直後の状態
施術直後は、施術部位に赤みや軽度の腫れが生じることがあります。これは皮膚に針で色素を入れる施術の性質上、正常な反応です。
特に眉毛やアイラインのアートメイク後は、周囲の皮膚が赤くなったり、わずかに腫れたりすることがあります。また、施術直後の色は通常よりも濃く見えるのが一般的で、これは皮膚の修復過程で徐々に落ち着いていきます。
リップの場合は唇の腫れや乾燥感を感じることがあります。施術部位によっては軽い出血が見られることもありますが、通常は施術後数時間以内に治まります。
回復過程と期間
施術後の初期段階では赤みや腫れが見られ、色も濃く見える時期があります。その後、かさぶたが形成され始め、時間をかけて自然に剥がれ落ちます。
この時期は色が一時的に薄く見えることがありますが、徐々に色素が定着し最終的な仕上がりが見え始めます。
完全な回復と色の定着には個人差がありますが、ある程度の期間が必要です。多くの場合、初回施術から1~2ヶ月後に2回目の調整施術を行います。
日常生活上での注意点
施術後しばらくは施術部位を優しく清潔に保ちましょう。激しい運動やサウナ、温泉なども一定期間控え、かさぶたは絶対に無理に剥がさないでください。
紫外線対策も重要で、施術部位への直射日光は避けるよう心がけましょう。特にリップアートメイク後は刺激の強い食べ物や熱い飲み物は避けることをおすすめします。
起こりうるリスクと対処法
腫れや赤みについて
施術後に生じる腫れや赤みは一般的な反応です。これは皮膚に針で色素を入れる施術の性質上避けられないものですが、通常は一時的なものです。
部位によって症状の出方は異なり、特に血管が豊富なリップやアイラインでは症状が強く出ることがあります。
腫れや赤みへの対処法としては、施術直後に冷却パックなどで冷やすことが効果的です。ただし、直接皮膚に氷を当てるのは避け、清潔なタオルなどで包んでから使用してください。
また、施術部位を清潔に保ち指でむやみに触らないようにしましょう。症状は通常数日以内に自然と落ち着いてきますが、長期間持続したり、著しく悪化したりする場合は当クリニックへご連絡ください。
かゆみや痛みが続く場合
施術後、軽度のかゆみや痛みを感じることがありますが、これも通常は一時的なものです。かゆみは特に回復過程でかさぶたが形成される時期に生じやすく、痛みは施術直後に強く感じることが多いでしょう。
かゆみや痛みを和らげるためには、施術部位を清潔に保ち乾燥を防ぐことが重要です。ただし、かさぶたが形成されている時期にかゆみを感じても、絶対に掻いたり剥がしたりしないでください。
症状が強く、日常生活に支障をきたすほどの痛みやかゆみが続く場合や、施術部位に熱感や腫れが増す場合は、感染症や色素に対するアレルギー反応の可能性もあります。このような場合は速やかに当クリニックへご連絡ください。適切な対応を取らせていただきます。
万が一のトラブル時の対応
まれに起こりうるトラブルとしては、色素沈着不良や感染症、アレルギー反応などがあります。これらのトラブルが生じた場合は自己判断での対処は避け、まずは当クリニックへご連絡ください。
強い発赤や熱感、膿や強いかゆみ、息苦しさなど、明らかな感染症やアレルギー反応の症状が現れた場合もただちに当クリニックへご連絡ください。場合によっては他の医療機関をご紹介させていただく場合がございます。
トラブル予防のためにも、施術前のカウンセリングでは既往歴やアレルギー歴などを正確にお伝えいただき、施術後は指示されたアフターケアを確実に行うことが重要です。
当クリニックの安全対策
感染予防対策

和泉市・和泉中央駅のJinMei DentalClinic HEALTH&BEAUTYでは、医療機関としての衛生管理を徹底しています。
施術で使用する針はすべて使い捨てとし、施術器具はオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)による滅菌処理を実施しています。
施術室は歯科診療室と同様の衛生基準で管理され、施術者は医療用手袋を着用して施術を行うなど、歯科治療の感染予防の知識と経験を活かした環境を整えています。
痛みを抑えるための取り組み
痛みを抑えるために、特にリップのアートメイクでは歯科医師による局所麻酔を用いることで、痛みのコントロールを実現しています。施術部位の状態に合わせて麻酔クリームの塗布に加えて、必要に応じて歯科医師による専門的な麻酔を実施します。
これにより痛みに敏感な方や不安を感じる方でも、リラックスした状態で施術を受けていただくことが可能です。
トラブル発生時の対応と他院との連携体制について
トラブル発生時には、医療機関ならではの迅速かつ適切な対応を行います。当クリニックは歯科・医科との連携体制が整っており、アレルギー反応や様々な全身症状が発生した場合は総合的な医療を提供します。
他院で施術を受けてトラブルが生じた場合の相談も受け付けており、医療機関としての専門的な見地からアドバイスや対応策をご提案しています。